自動運転の「智行者科技」が数十億円を調達、国内外でレベル4システムの運用を計画

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自動運転関連のソリューションを提供する「智行者科技(Idriverplus Technology)」が、シリーズC1で数千万ドル(数十億円)を調達した。出資者は「厚安創新基金(HOPU-Arm Innovation Fund)」で、資金は技術の研究開発と商用化に充てられる。

智行者科技の設立は2015年。主要メンバーは清華大学出身で、スマートカーや無人運転の分野で数十年の研究開発歴がある。同社のコア製品は、自動運転において「大脳」にあたる働きをするシステムで、現在多くの分野で実用化されており、そのシステムを搭載した自動運転車の試験走行距離は、累計で数百万キロに及ぶ。

自動車関連分野では、智行者科技と自動車メーカーの提携により、2020年~21年にはレベル4のシステムを搭載した自動運転車チームを編成し、国内外の3つから5つの都市で運用する計画だ。また2022年~23年には、レベル3自動運転支援システムの量産を目指すという。

特殊車両の分野では、同社が開発した無人車両が、すでに清掃や物流などに導入されており、さらにセキュリティや軍事産業、小売などの分野にも活用範囲を広げつつある。

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