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中国国家知識産権局(CNIPA)がこのほど、ファーウェイ(華為科技)が申請していたAR(拡張現実)グラス関連の技術特許を承認した。特許資料からは、同社のARグラスにはカメラコンポーネント、伸縮コンポーネント、回転コンポーネント、制御システムが搭載されていることがわかる。このARグラスにはスマートフォンでも採用されているポップアップ式のインカメラが搭載されており、スマホのアプリでオン/オフの切り替えや回転方向などを操作できる。
ファーウェイARグラスの概略図 MSPoweruserより
米アップルのティム・クックCEOは以前から、次に注目するビジネスとしてARを挙げており、すでに同社では眼鏡の度数を自動調節できる技術などスマートグラス関連の特許を多数取得している。アップルはまた、技術を取り込むため、関連する小規模企業を次々に買収している。韓国のサムスンも最近、新たなARグラス関連の特許を申請していたことが判明しており、他のデバイスと接続できるARグラスを研究開発している。その他、OPPOもARグラスを研究開発するプロジェクトを2019年2月に立ち上げたという情報もある。
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