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7月20日、中国最大の電子決済サービス「アリペイ( 支付宝)」の親会社で、アリババ系列のフィッテンク企業「アント・グループ(螞蟻集団、旧称アント・ファイナンシャル)」は、香港証券取引所と中国版ナスダックと呼ばれる上海の「科創板(スター・マーケット)」に同時上場する計画だと発表した。IPOにおける評価額は、少なくとも2000億ドル(約21兆円)だと報じられている。
アントグループは、ユニコーン企業としては初めて科創板に上場し、またインターネット大手として初めて中国本土で上場する企業となる。
アリババグループの年次報告書によると、同社はアントグループの株式を33%、アリババ系列企業の2社は50%保有している。 また、創業者のジャック・マー(馬雲)氏も8.8%の株式と50%の議決権を保有している。
2020年3月31日までの12ヶ月間、アントグループと世界9つのローカルデジタルウォレットパートナーは、世界中で年間約13億人のアクティブユーザーに対しサービスを提供した。また同期間中、資産管理、小口融資、ネット保険などのデジタル金融サービスは、アントグループの総収入の50%以上に寄与した。
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