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ショート動画アプリ「抖音(Douyin)」とその海外版「TikTok」を運営するバイトダンス(字節跳動)は、IT大手テンセント・ホールディングス(騰訊控股)が独占禁止法に違反しているとして北京知識財産権裁判所に提訴した。
理由についてバイトダンスは、テンセントが「ショート動画の管理・整頓」を口実に、2018年4月から3年の長期にわたりSNSアプリ「WeChat(微信)」や「QQ」による、抖音などバイトダンス製アプリのコンテンツに対するアクセスのブロックと共有の制限をかけているためだとしている。
バイトダンス側は、テンセントはバイトダンスの合法的権益を侵害し、ユーザーの利益を損なっているとの認識を示し、今回の訴訟により、プラットフォームビジネスにおける適正な競争方法を整理・明確化し、独占禁止および不当競争の規制を強化したいと述べた。
テンセントはバイトダンスによる突然の提訴を受け、バイトダンスが「悪意をもって陥れた」とし、バイトダンスおよび関連会社ではプラットフォームエコシステムやユーザーの権益を侵害する違法行為が依然として行われており、テンセントとしては引き続き訴訟を起こしていくと回答した。
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