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越境EC向けのSaaS「Captain BI(船長BI)」を展開する「船奇科技」がシリーズAで約1億元(約16億円)を調達した。リード・インベスターは「鐘鼎資本(Eastern Bell Capital)」で、既存株主の「同創偉業(Cowin Capital)」も出資した。
Captain BIはアマゾンで商品を販売する中国の事業者向けにマネジメント、財務、クリック単価(CPC)、顧客関係管理(CRM)、アマゾンのフルフィルメントサービス(Fulfillment by Amazon;FBA)などに関連するデータの分析を行うサービス。
商品販売における各フェーズで発生するあらゆるデータに出品者がリンクできるよう支援するもので、BI(ビジネスインテリジェンス)に基づくデータ分析が特長となっている。2018年にリリースされた同製品のユーザー数は現在までに登録ベースで25万、うち年商100万ドル(約1億円)超クラスのユーザーは1万近くにのぼる。
Captain BIは中国におけるアマゾン最大のSaaSサービスプロバイダーとなっている。関連統計によると、アマゾンのプラットフォーム上で商品を販売する中国のアクティブユーザー(出品者)数は150万超にのぼるという。
Captain BIは出品者向けにスマートデータ分析サービスを提供するだけでなく、アマゾンと提携してオンライン店舗の運営・管理能力アップのための学習カリキュラムを提供。データ分析で見えた課題に対して、コスト削減や効率アップをサポートしている。
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