中国コワーキングスペース最大手の優客工場が2019年にIPOへ
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ブルームバーグの報道によると、中国のコワーキングスペース運営大手の優客工場(UCOMMUNE)が、シリーズDラウンドで2億ドル(約222億円)の調達を計画している。2019年初めのIPO(新規株式公開)に向けた準備の一環という。創業者の毛大慶氏は、シンガポールメディアの取材に「香港での上場に向け、証券取引所と非公式に交渉を行っている」と明かしている。
優客工場は14日、3億元(約48億円)の調達に成功したとも発表。出資元は路勁産業、景栄控股で、これにより同社の評価額は約18億ドルに達した。優客工場は、2017年にシリーズBラウンドで4億ドルを調達して評価額が約70億元(約113億円)となり、ユニコーン企業の仲間入りを果たした。
優客工場は、度々の資金調達とM&Aで規模を拡大してきた。2015年の設立以来、資金調達は16回に上る。また、2018年に入って洪泰創新空間、微度聯合創業社、無界空間、Workingdomなど多くの同業企業を買収している。中国の調査会社艾媒諮詢(iiMedia Research)が公表した「2018中国コワーキングスペース業界観測報告」によると、国内コワーキングスペース業界の市場規模は2018年に前年比159.3%成長し、600億元を突破した。業界は成長しながら、淘汰と再編が進んでいくだろう。
優客工場の毛大慶氏は今後2~3年で、中国でコワーキングスペースを300カ所体制に拡大する計画を明らかにしている。
同社の競合企業はWeWork中国を筆頭に、氪空間、納什空間、夢想加空間などで、いずれも2018年前半に数億ドル規模の資金調達に成功している。