セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
テンセント(騰訊)が出資するオンライン医療サービス大手「微医(WeDoctor)」が4月1日、香港証券取引所へ上場申請書を提出した。デジタル医療分野初の香港上場を目指す。
先日、別メディアの報道では、微医は今回のIPOで15~20%の株式を売り出し、20~30億ドル(約2110~3320億円)を調達する計画で、時価総額は150億ドル(約1兆6600億円)に達する可能性があると伝えられていた。
当初「掛号網(Guahao.com)」という名称でサービスを開始した微医は2010年設立。傘下に医薬品流通サービス「微医薬」、オン/オフラインで全診療科目の医療サービスを提供する「微医療」、医療保険サービス「微医保」、革新的医療機器および検査サービス「微医械」、医療機関向けクラウドサービスプラットフォーム「微医雲」の5つの事業部門を抱えている。企業情報検索サイト「天眼査(Tianyancha)」によると、2012年以降、微医はテンセント、「高瓴資本(Hillhouse Capital)」、「セコイア・キャピタル(紅杉資本)」を始めとする株主から7度の資金調達を行ってきた。2021年2月にプレIPOラウンドで資金を調達した後、同社の評価額は約70億ドル(約7750億円)に達している。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録