中国旅行大手シートリップ、4-6月期の売上高13%増。成長率は6四半期連続鈍化

ナスダックに上場しているオンライン旅行会社の携程旅行網(シートリップ)は6日(北京時間)、2018年4-6月期の決算を発表した。

売上高は前年同期比13%増の約73億元(約119億円)。16%増との市場予測を下回った。純利益は同564%増の24億元。非米国会計基準による純利益は同24%増の11億元で、市場予測の19%を上回った。

シートリップの売上高は市場予測に届かなかったものの、同社の業績予測よりは高かった。

海外事業とTrip.comの急成長で、シートリップの国際エアチケットと国際ホテル予約事業は同40%成長した。

しかし、シートリップの2大収入源の1つである交通チケット予約販売事業の売上高は30億元で、前年同期比1%増にとどまった。もう1つの収入源であるホテル予約事業の売上高は同21%増だった。

シートリップの梁建章董事長は、「各方面で顧客中心主義を実践し、顧客の満足度への投資を増やす」と強調した。

シートリップの売上高の成長率は6四半期連続で鈍化している。商品開発費やオペレーション費用も高止まりしており、4-6月期の商品開発費用は23億元と、売上高の31%に相当した。販管費も22億元に上る。

6月初めには、無許可で配車サービスを営業したとして、行政処分を受けたほか、不祥事も相次いだ。

シートリップの幹部も、一連の不祥事がシートリップの売り上げの逆風になると認めており、今年に入って、同社株価は11.22%下落している。また、4-6月期の決算発表後は株価が上昇している。

(翻訳・浦上早苗)

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