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中国IT大手バイドゥ(百度)と自動車大手の吉利汽車(Geely Automobile)による合弁自動車製造会社「集度汽車」が、このほど北京でメディア向けのカンファレンスを開催し、夏一平CEOが自動車製造に関する進捗状況を明らかにした。
このうち、鍵となる情報は以下の4点。
1)人員体制は整いつつある。すでに200名以上のスタッフがおり、第1弾となる車種の外観と内装デザインはほぼ決定した。
2)集度汽車、バイドゥ傘下の自動運転開発プラットフォーム「Apollo」、吉利汽車間の協力関係は強固になってきている。この三者でL4(特定条件下での完全自動運転)の自動運転に対応するインテリジェントアーキテクチャ「JET」を共同開発した。
3)集度汽車が考える未来の自動車の方向性を「ROBOTIC(インテリジェント・ロボティクス)」、「EMOTIONAL(情感)」、「FUTURISTIC(未来的)」の3つのキーワードで表現。
4)集度汽車はバイドゥと吉利汽車の共同プロジェクトであるが、製品定義はバイドゥが主導し、今年下半期には資金調達を行う。
これに先立ち、集度汽車は研究開発や自社モデルのシリーズ化のため、今後5年間で500億元(約8560億円)を投資するとしていた。
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