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リチウムバッテリー電動二輪車のメーカー大手「小牛電動(Niu Technologies)」が、2021年第3四半期(7~9月)の財務報告書を11月22日に発表した。
報告書によると、同社の第3四半期における売上高は、前年同期比37.1%増の12億2600万元(約220億円)で、市場予想の13億9000万元(約250億円)を下回った。また調整後の純利益は同比12.9%増の1億220万元(約18億円)で、市場予想の1億3200万元(約23億円)を下回った。粗利益率は前年同期の20.9%から20.0%に低下した。
予想を下回る売上高と利益に対して流通市場は強く反応し、財務報告書発表の当日、小牛電動の株価の終値は16%以上も下落した。
一方で販売実績について、第3四半期の中国市場における電動二輪車の販売台数は、前年同期比59.9%増の約39万台、売上高は同比45.4%増だった。国際市場における電動二輪車の販売台数は、同比11.2%減の4967台、売上高は同比27.5%減となった。
このほか、中国国内の加盟店数は、同四半期に320店舗増加して全部で2686店舗となった。また国際販売ネットワークについては、販売代理業者が41社に拡大し、49カ国をカバーするようになった。
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