「中国版ゆとり教育」とも称される「双減」政策の規制強化により、一転して窮地に立たされている教育大手らは、事業転換などに活路を見出そうとしている。

中国最大の学習塾を運営している教育サービス「新東方（New Oriental）」が米国で中国語課程を開設すると報じられた。関係者によると、これは新東方の子会社「北京比隣東方教育科技有限公司（BlingABC）」による変革への模索であり、主に中国語を学ぶためのオンラインコースが開設されるという。

今年8月に比隣東方がリリースしたアプリ「Blingo（比隣中文）」は、海外に在住する中国系の児童や青少年に中国語や中国文化を学ぶコースを提供し、彼らの中国語の「聞く・話す・読む・書く・訳す」能力を向上させることを目的としている。

規制強化で4万人解雇か、中国オンライン教育ユニコーンが企業向けサービスに転換