新エネ車向け電気システムの「智緑科技」が18億円を調達 シャオミも出資

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新エネルギー車(NEV)向け電気システムを手掛ける「蘇州智緑環保科技(Suzhou Chilye Green Technology)」(以下、智緑科技)が、1億元(約18億円)を調達した。リード・インベスターはシャオミ(小米)、コ・インベスターは「涌鏵投資(Yonghua Capital)」や「元禾控股(Oriza Holdings)」など。調達した資金は、高電圧接続および高圧配電設備管理ソリューションの研究開発と生産拡大に充てられる。

智緑科技は2010年に設立され、NEVの中核部品の開発・製造・販売を手掛けてきた。国内外の大手自動車メーカーの完成車工場や電池・電動機・電子制御装置メーカーに高電圧接続ソリューションを提供しており、主力製品には高電圧コネクタや充電用コネクタ、高電圧配電ユニットなどがある。

同社は江蘇省の蘇州市と常州市、広西チワン族自治区の柳州市の3カ所に生産拠点を有し、2022年中に年間300万台のNEVに部品供給できる体制が整う見込みだという。

(36Kr Japan編集部)

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