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自動運転用のセンシングソリューションを開発する「北京鑑智科技(PhiGent Robotics)」(以下、鑑智機器人)がシリーズAで1億元(約20億円)超を調達した。「深圳市創新投資集団(Shenzhen Capital Group)」と「厚雪基金」が共同で出資を主導し、「金沙江創投(GSR Ventures)」も引き続き出資した。
設立約1年の鑑智機器人にとって4度目の資金調達となる。特に今年は、3カ月の間に2度連続で多額の資金を調達した。出資者は「Atypical Ventures」、「五源資本(5Y Capital)」、深圳市創新投資集団、金沙江創投など大手投資機関。鑑智機器人の創業メンバーが「深鑑科技(DeePhi Tech)」、「地平線機器人(Horizon Robotics、ホライズン・ロボティクス)」など優れたAI(人工知能)スタートアップ出身であることも評価された。鑑智機器人は華南地域の大手自動車メーカーやティア1(一次サプライヤー)にサービスを提供している。
未来のモビリティサービスを研究する「McKinsey Center for Future Mobility」の最新レポートによると、中国は将来世界最大の自動運転市場になり、自動運転関連の新車販売およびモビリティサービスの規模は2030年には5000億ドル(約68兆5000億円)を上回る。30年までに自動運転車は約800万台、総売上高は約2300億ドル(約31兆5000億円)、40年までに自動運転車は約1350万台、総売上高は約3600億ドル(約49兆3000億円)に達すると予想される。
(翻訳・36Kr Japan編集部)
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