ロボット掃除機「Roborock」創業者、高級SUVを発売 10億ドル調達でEVの波に乗る

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中国の新エネルギー車(NEV)開発企業「洛軻智能(Rox Motor)」が9月22日、パートナー企業の「魏橋創業集団(Weiqiao Pioneering Group)」から10億ドル(約1490億円)を調達した。

洛軻智能は、ロボット掃除機などスマート家電を手がける「石頭科技(Roborock Technology)」創業者の昌敬氏が2021年に設立したNEV開発企業。自社で車両を製造するのではなく、NEVに不可欠なバッテリー、駆動用モーターおよび電子制御機器のほか、スマートコックピットやスマートドライビングなどの技術を完成車メーカーに提供し、車両の製造を委託する。製品のコンセプト作りやマーケティングは同社が担当する。

同社が展開するNEVブランド「極石汽車(Polestone)」は8月22日、初のモデルとなる高級スマートSUV(スポーツ用多目的車)「極石01」を発表した。アウトドアを前面に打ち出し、ファミリーカーの快適空間と長距離ドライブの楽しさを同時に味わえるよう設計された。6人乗りは35万9900元(約720万円)から、7人乗りは34万9900元(約700万円)からで、11月には納車が始まるという。

シャオミ系列企業、掃除ロボット開発大手「Roborock」もEV製造へ参入

*23年9月27日のレート(1ドル=約149円、1元=約20円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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