中国ネット配車大手「DiDi」、システム故障でアプリ使えず 数千万件の取引で損失か
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11月27日夜遅くに、中国ネット配車最大手・滴滴出行(DiDi)のアプリで大規模な障害が発生した。「アプリが使えない」「地図が読み込めない」など複数の地域でサービス利用者から報告があった。
当日23時頃に、滴滴はアプリが使用できないことでドライバーや一般ユーザーに不便をかけたことについて謝罪声明を発表した。同社によると、システムの故障により、一時的に滴滴アプリのサービスに異常が発生し、緊急での復旧作業が行われ、徐々に正常な状態に戻りつつあるという。
11月28日現在、同サービスは正常に復旧している様子だ。今回の機能停止は約12時間にわたり、滴滴によるシステム障害の時間としては、近年で最長の規模となった。
滴滴は中国ネット配車市場で7割のシェアを握っている。最新の決算(23年7〜9月)では、中国国内におけるモビリティサービスの総取引額は725億元(1元=約21円)で、1日あたりの平均取引数は3130万件だった。今回のシステム障害によって、数千万件の注文で損失が発生していると見込まれる。
(36Kr Japan編集部)