自動運航船メーカー「海舶科技」、数億円超を調達 AI活用の調査機器搭載で水中データを有効活用

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自動運航船メーカー「北京海舶無人船科技(AquaHelpers)」(以下、海舶科技)がこのほど、プレシリーズAで山東引領産業投資から数千万元(数億円超)を調達した。

海舶科技は2019年に設立され、無人で航行する自動運航船の設計・開発・製造を一貫して自社で手がけている。なかでも注目されるのは、ビッグデータ技術と人工知能(AI)を組み合わせ、自動運航船に搭載する水域調査ソリューションで、水に関連するデータの評価についても研究している。

同社の船舶は、全体に炭素繊維複合材料を使用し、軽量化を実現している。創業者の梁棟氏によると、航続時間は業界の上位10%に入る。また、河川やダム湖、湖沼、海上などさまざまな水域で利用し、環境保護(水域のモニタリングや汚染調査)や水利(水文観測や地形の調査)、レスキュー、観光資源の開発など、さまざまな場面で活用できるという。

*2023年12月8日のレート(1元=約20円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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