中国電子商取引（EC）大手の京東集団（JDドットコム）が、2024年1～3月期の決算を発表した。売上高は前年同期比7.0％増の2600億元（約5兆7000億円）で、市場予想を上回った。 非米国会計基準（Non-GAAP）ベースの純利益は17.2％増の89億元（約2000億円）だった。

セグメント別の売上高は、小売事業の「京東零售（JD Retail）」が2268億3500万元（約5兆円）、物流事業の「京東物流（JD Logistics）」が421億3700万元（約9300億円）、即時配送の達達（Dada）や共同購入サービスの京喜（Jingxi）、海外事業などを含む「新規事業」が48億7000万元（約1100億円）だった。

JDドットコムは17年に技術革新に取り組み始め、これまで累計約1300億元（約2兆9000億円）を技術開発に投じている。

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（36Kr Japan編集部）