中国BYD、1~9月の純利益4%減 国内販売3割減、海外はほぼ倍増

中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)が10月29日に発表した2026年7~9月期決算は、売上高が前年同期比13.6%増の2215億元(約5兆3200億円)、親会社株主に帰属する純利益が28.1%増の100億元(約2400億円)だった。非経常損益を除いた純利益も25.3%増の86億元(約2070億円)に伸びた。

一方、1~9月期の累計売上高は前年同期並みの5663億元(約13兆5900億円)、純利益は4.2%減の223億元(約5360億円)だった。7~9月期の増益で、上半期の落ち込みを一部取り戻した。

販売を支えたのは海外市場だ。1~9月の新エネルギー車(NEV)販売台数は3.9%減の313万台1600台。自動車専門メディアCnEVPostの集計によると、中国国内の販売は30.2%減の179万台だった一方、海外は92.7%増の134万台となり、全体の42.9%を占めた。海外販売の拡大が、国内の不振を補う構図が続いている。

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高価格帯ブランドの販売も伸びた。「方程豹(Fangchengbao)」「騰勢(Denza)」「仰望(Yangwang)」の上位3ブランドは、合計で75%増の41万台を販売し、全体に占める比率は13%を超えた。海外販売の拡大と製品構成の改善が収益を下支えし、1~9月期の売上総利益率は前年同期を上回った。

1~9月期の研究開発費は前年同期比17.1%減の363億元(約8710億円)だった。今年3月には第2世代「ブレード電池」と超急速充電技術を発表。充電網の整備も進めており、10月7日時点の超急速充電ステーションは全国341都市の1万2165カ所に達し、うち2111カ所を高速道路沿いに設置している。

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(36Kr Japan編集部)

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