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モバイルゲーム専門メディアMobileGamer.bizが、米調査会社Appmagicのデータを基に、2024年世界モバイルゲームパブリッシャー売上高ランキングを発表した。上位20社には中国から7社、米国から4社、日本から2社がランクインした。
首位は中国のテンセントで、売上高は62億5000万ドル(約9800億円)。ヒット作の「王者栄耀(Honor of Kings)」と「PUBG MOBILE」(中国版「和平精英」を含む)に加え、新作「DnF MOBILE(アラド戦記モバイル)」が好調で、2位以下を圧倒的大差で引き離した。
2位は米Scopely(スコープリー)で推定売上高は19億9000万ドル(約3100億円)、ヒット作「MONOPOLY GO!」が売上高の大半を占めた。3位はアイルランドのPlayrix(プレイリックス)で推定売上高は16億8700万ドル(約2600億円)。4位は中国の網易(ネットイース)で売上高は16億8600万ドル、「夢幻西遊(Fantasy Westward Journey)」や「荒野行動(Knives Out)」が落ち込み、前年の2位から後退した。5位は「ロイヤルマッチ(Royal Match)」で知られるトルコのDream Games(ドリームゲームズ)で、売上高は14億8000万ドル(約2300億円)だった。
中国の米哈游(miHoYo)は売上高13億40000万ドル(約2100億円)で8位に順位を落とした。新作「ゼンレスゾーンゼロ」は1億8300万ドル(約290億円)を売り上げたものの、かつての人気作「原神」と「崩壊:スターレイル」の年間売上高が前年比でそれぞれ4億6500万ドル(約730億円)と1億ドル(約160億円)減少した。
日本からは、バンダイナムコが8億9900万ドル(約1400億円)で13位に、コナミが6億7500万ドル(約1100億円)で15位に入った。「ポケポケ(Pokémon Trading Card Game Pocket)」で大ヒットを飛ばしたポケモン社は、推定売上高2億8800万ドル(約450億円)で42位に急浮上した。23年は2200万ドル(約34億円)で261位だった。
*1ドル=約156円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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