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中国発のショートドラマアプリ「StoReel」がこのほど、海外の大手ゲーム会社から数百万ドル(数億円)を調達した。資金はコンテンツ制作などに充てられる予定だ。
StoReelは北米を中心とする海外のショートドラマ市場をターゲットにしており、創業メンバーは北京大学やコロンビア大学などの出身者で構成されている。最高経営責任者(CEO)のEric氏は、かつてテレビドラマ制作会社「檸萌影視(Ningmeng film)」でショートドラマ事業の立ち上げを主導し、同社の上場を成功に導いた。
ショートドラマ市場は中国ではすでに成熟しているが、海外ではまだ発展途上にある。そのため、StoReelが配信しているコンテンツの7〜8割は、外部から版権を購入したものとなっている。同社は現在、海外の視聴者に「地元の役者が演じる地元の物語」をより多く届けるため、海外向けオリジナルコンテンツの制作能力の強化に取り組んでいる。
StoReelは海外に2カ所の制作スタジオを構えるほか、3カ所目の開設も準備中で、毎月3~5本のドラマを制作できる体制を整えている。また、すでにドラマ制作に人工知能(AI)を導入しており、今後もAIを活用したショートドラマ制作の可能性を模索していく方針だという
複数の調査会社が発表したデータによると、2024年1~3月期だけで40を超える中国発のショートドラマアプリが海外進出を果たし、ダウンロード数は約5500万回、売上高は1億7000万ドル(約260億円)に上った。
*1ドル=約151円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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