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中国・深圳のマイクロ伝動・駆動システム分野のリーディングカンパニー「兆威機電(Zhaowei Machinery & Electronic)」が2026年3月9日、香港証券取引所への上場を計画している。発行価格は1株当たり73.68香港ドル(約1500円)以下で、調達額は最大19億7000万香港ドル(約390億円)に達する見込みだ。
同社はすでに20年12月に深圳証券取引所の新興企業向け市場「創業板(ChiNext)」に上場済み。時価総額は280億元(約6400億円)を超えている。
世界最小「直径3.4mm」の実力
兆威機電は2001年に設立。直径6ミリメートル(mm)以下のマイクロ駆動システムを高精度で量産できる、世界でも数少ないプレーヤーだ。また、中国最小となる直径3.4mmマイクロ駆動システムの開発にも成功している。
現在、高性能サーボモーターシリーズ、ドラムモーター、ロボットハンドの3大製品を展開しており、スマートカー、先進工業・スマート製造、ロボットなどの先端分野で活用されている。米調査会社フロスト&サリバンによると、同社は24年の売上高ベースで統合型マイクロ駆動システムの中国シェア首位(3.9%)、世界シェア4位(1.4%)を誇る。
また、急速に拡大する人型ロボット(ヒューマノイド)市場を追い風に、同社のロボットハンド事業が次なる収益の柱として存在感を高めている。
目論見書によると、兆威機電の売上高は2022年の11億5200万元(約260億円)から、24年には15億2500万元(約350億円)へと拡大。純利益も同期間に1億5000万元から2億2500万元(約52億円)へと、3年間で50%の増益を達成した。海外市場売上高が占める割合も約11~16%で安定しており、欧州や北米などの地域の業界トップ企業を顧客に抱えている。
*1香港ドル=約20円、1元=約23円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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