中国新興EV5月販売:リープモーターが初の8万台超で独走、2位以下は3万台超で混戦

中国の主な新興電気自動車(EV)メーカーが、2026年5月の新車販売(納車)台数を発表した。コストパフォーマンスの高さと多車種展開で人気の零跑汽車(Leap Motor=リープモーター)が初の8万台超えを果たし、新興王者の貫禄を見せつけ、2位以下はいずれも3万台超えのデッドヒートとなった。前月3位の「鴻蒙智行(HIMA)」が2位に、6位の蔚来汽車(NIO)が3位へと浮上、一方で、2位の理想汽車(Li Auto)が4位に転落するなど、大きな順位変動があった。

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1位:零跑汽車

零跑汽車(Leap Motor)の5月の販売台数は、前年同月比81.0%増、前月比14.3%増の8万1569台だった。

3月末に発売した廉価ライン「Aシリーズ」の新型車「A10」は、5月の販売台数が2万台を突破、引き続き販売増をけん引した。最上級ライン「Dシリーズ」から打ち出した「D19」も、5月の新規受注が1万台を超えた。6月には主力ライン「Cシリーズ」から新型の「C10」「C11」「C16」を発売し、さらなる販売増を狙う。

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2位:鴻蒙智行

通信機器大手ファーウェイが自動車メーカー5社と共同運営するEVブランド連合「鴻蒙智行(HIMA)」は、5月の販売台数が前年同月比3.8%増、前月比では40.8%増の4万6122台となった。

HIMAの主力、自動車中堅の賽力斯集団(SERES)と共同運営する「問界(AITO)」は、前月比48.2%増の3万4320台と全体の75%弱を占めた。このほか、奇瑞汽車(Chery Automobile)と共同運営する「智界(LUXEED)」も、5月15日に発売した新型MPV「V9」が48時間で予約注文が1万台を超え、注目を集めている。

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3位:蔚来汽車

蔚来汽車(NIO)の5月の販売台数は、前年同月比62.3%増、前月比28.4%増の3万7705台だった。

内訳は、メインブランド「NIO」が前年同月比50.8%増の2万13台、セカンドブランド「楽道(ONVO)」が91.58%増の1万2029台、サードブランド「蛍火虫(firefly)」が53.9%増の5663台。いずれも販売台数を飛躍的に伸ばし、トップ3入りを果たした。

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4位:理想汽車

理想汽車(Li Auto)の5月の販売台数は、前年同月比18.4%減、前月比2.2%減の3万3350台と振るわなかった。

しかし、5月15日に発売した新型車の「L9 Ultra」と「 L9 Livis」が好評を博しており、6月の販売増が期待される。とくにL9 Livisは発売2週間で予約注文が1万台を突破したという。

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5位:小鵬汽車

小鵬汽車(XPeng Motors)の5月の販売台数は、前年同月比4.1%減、前月比では3.7%増の3万2158台だった。

5月20日に発売されたAI搭載のフラッグシップSUV「GX」は、発売12時間で予約注文が2万4000台を突破し、新たな大ヒットモデルとなった。また、手頃な価格帯の「MONA L03」と「MONA L05」も近く市場に投入される予定だ。

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6位:小米汽車

スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)が手がける「小米汽車(Xiaomi Auto)」は、5月の販売台数が前月に続き3万台を超えたと発表した。

すでに主力の「SU7」シリーズと「YU7」シリーズから新モデルが発表されているほか、年内にも革新的な機能を搭載した新モデルを発表する計画だという。

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5月は中国乗用車市場全体が「北京モーターショー2026」や、メーデー連休に合わせた販促活動などに刺激され、新興EVメーカー各社も一部を除いて前月比で販売台数を伸ばした。魅力的な新モデルの発表で6月の販売ランキングに変動はあるのか。そして上半期の販売ランキングはどうなるのか、注目が集まる。

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(36Kr Japan編集部)

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