中国LiDAR王者Hesai、ついに「100億円」の黒字化 25年出荷台数162万台で独走

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中国の車載LiDAR(ライダー)大手、禾赛科技(Hesai Technology)は2025年通期の決算を発表した。売上高は前年比45.8%増の30億2800万元(約700億円)となった。純利益は4億3600万元(約100億円)と、前年同期の1億200万元(約23億円)の純損失から黒字転換した。調整後の純利益は5億5100万元(約130億円)で、前年同期の1370万元(約3億2000万円)から3922%増加した。10~12月期の売上高は10億元(約230億円)を超え、7四半期連続で前年同期比大幅増が続いている。

LiDARの年間出荷台数は162万台となり、前年の63万1000台の約3倍に増加した。 高工智能汽車研究院の調査によると、25年の中国市場における乗用車の前方用メインLiDAR(新車標準搭載)分野で、Hesaiは40%超のシェアを占め、首位を独走している。

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Hesaiは今年1月、米エヌビディア(NVIDIA)の自動運転開発プラットフォーム「DRIVE Hyperion10」におけるメインLiDARのエコシステム・パートナーに選定された。これにより、完成車メーカー(OEM)が同プラットフォームをベースに自動運転システムを構築する際には、HesaiのLiDARが有力な選択肢となる。さらに、東南アジアのテック大手Grabと独占販売契約を締結し、同社の規模と販売ネットワークを活用して、同地域での販売チャネル拡大を進めている。

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ロボット分野での採用も拡大している。例えば、26年春節(旧正月)特番「春節聯歓晩会」に登場した「宇樹科技(Unitree Robotics)」の人型ロボット(ヒューマノイド)は、すべてHesai社製LiDAR「JT128」を搭載している。

Hesaiは、先進運転支援システム(ADAS)やロボット分野での需要急増に対応するため、26年に年間生産能力を400万台以上に引き上げる計画だという。

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(36Kr Japan編集部)

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