ヒューマノイド販売1079台、受注320億円ーー中国UBTECH、25年売上高53%増の460億円

中国ロボット大手の優必選科技(UBTECH Robotics)は3月31日、2025年通期の業績を発表した。売上高は前年比53.3%増の20億100万元(約460億円)で、人型ロボット(ヒューマノイド)企業として世界最大規模の売上を記録したという。

親会社の株主に帰属する純損失は7億300万元(約160億円)で、前年から37.4%縮小した。売上高と粗利益は大幅に増加したものの、依然として最終黒字化には至っておらず、売掛金の増加や営業キャッシュフローの圧迫といった課題も残る。

フルサイズのエンボディドAI搭載人型ロボットの売上高は前年比2203%増の8億2000万元(約190億円)で、販売台数は1079台に達した。同社によると、この分野で年間納入台数が1000台を超えた企業は2025年時点で世界唯一だという。このうち8割以上が産業向けで、スマート物流や自動車・3C電子製品・半導体・航空機などの製造現場に導入されている。

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一方、フルサイズ以外(身長160cm未満)の遠隔操作型・事前プログラム型・玩具型などのロボットの販売台数は1万2759台だった。

同社の2025年の累計受注額は約14億元(約320億円)に上り、その多くは各地政府主導の「エンボディドAIデータ収集・試験センター」からの発注とされる。商業用途での本格普及にはなお課題が残る可能性もある。

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*1元=約23円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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