中国EV販売減でもシェア拡大——CATL、1〜3月期の売上高52%増・純利益48%増 

中国の車載電池最大手、寧徳時代新能源科技(CATL)はこのほど、2026年1〜3月期決算を発表した。売上高は前年同期比52.45%増の1291億3100万元(約3兆円)、親会社に帰属する純利益は48.52%増の207億3800万元(約4800億円)となった。

CATLが使用する炭酸リチウムなどの原料価格は今年に入ってから値上がりしているものの、事前の準備が功を奏している。先読みした仕入れルートの確保や、技術革新、コストを抑えた効率向上の成果などから、全体的な収益力は依然として堅調に推移している。

中国の電気自動車(EV)市場が26年1~3月期に明らかに減少したにもかかわらず、CATLの乗用車市場でのシェアは拡大している。車載電池業界団体の中国汽車動力電池産業創新聯盟(CABIA)のデータによると、同四半期の同社の中国国内車載電池搭載シェアは3.4ポイント増の47.7%だった。

売れない国内、急拡大の海外——中国自動車市場、1〜3月期の明暗

CATLは、ナトリウムイオン電池「鈉新(Naxtra)」の商用化を加速させている。すでに一部の車両への搭載を実現し、その総合性能は業界トップレベルにあると言及。同社は、「今後、炭酸リチウムの価格がさらに上昇すれば、ナトリウム電池の採用シーンは広がり、市場浸透率はさらに高まる」との見通しを示した。

中国のナトリウム電池新興、「リチウムと性能互⾓」 低コストで1万トン量産へ

(36Kr Japan編集部)

日本企業のDXを促進するプラットフォーム「CONNECTO」
無料コンテンツ公開中

最新記事