中国製大型eVTOL「オートフライト」、カザフスタンで実証飛行に成功 中央アジア初
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中国の電動垂直離着陸機(eVTOL)メーカー、上海峰飛航空科技(Autoflight、オートフライト)が独自に開発した2トン級のeVTOLが19日、カザフスタンのアルマトイで実証飛行に成功した。中央アジアで大型eVTOLを用いた先進的なエアモビリティーの飛行はこれが初めてとなる。
今回の実証飛行は、オートフライトとカザフスタンの次世代エアモビリティーソリューションを手がけるアラタウ・アドバンス・エアグループ(AAAG)との協力で実現した。AAAGはカザフスタンにおける低高度空域関連技術の産業化推進の主な担い手で、すでにオートフライトから大型eVTOL航空機を購入し、決済も完了している。
両社は飛行会場で了解覚書(MOU)を締結した。AAAGはオートフライトから「V2000」「V5000」シリーズの大型eVTOL機を追加で50機購入し、カザフスタンおよび中央アジア地域の低高度空域の交通ネットワーク構築に活用する。オートフライトはAAAGに対し、eVTOLの納入と飛行訓練、アフターサービス、マーケティングを含む全面的なサポートを提供し、該当区域内での航空機の安全かつ効率的な運航を確保する。
業界関係者は今回の実証飛行の成功について、eVTOLの大規模導入に向け、汎用性が高い技術と応用の手本を示したと説明。これにより、カザフスタンを始めとする中央アジア諸国でのeVTOL技術の実用化が加速し、エアモビリティーや雪山観光、スキー場や観光地への輸送、低高度空域を利用する物流、緊急医療対応、エネルギー関連設備の運営・保全などさまざまな場面への導入につながるとの見通しを示した。【新華社北京】