バイオ医薬品「栄昌生物」:約107億円超を調達

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3月17に報じられたところによると、バイオ医薬品企業「栄昌生物製薬(RemeGen)」が、1億ドル(約107億円)を上回る資金を調達したという。リード・インベスターは「礼来亜洲基金(Lilly Asia Ventures)」と「清池資本(Lake Bleu Capital)」、コ・インベスターは「OrbiMed」や「Hudson Bay Capital」などの機関投資家。資金は新薬の研究開発加速、特に臨床試験および商業生産拠点の建設と操業開始に充てられる。なおこれには、全身性エリテマトーデス(SLE)治療用の新薬「telitacicept」(RC18)などの商業生産開始に向けての準備作業も含まれている。

栄昌生物は、「栄昌製薬(Rongchang Pharmaceuticals)」と在米科学者の房健民教授により共同設立された。現在は遺伝子組換え技術を活用し、自己免疫疾患や腫瘍、眼科系疾患などの重大疾病治療に用いられる革新的なバイオ新薬の開発に取り組んでいる。

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