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TF International Securities(天風国際証券)のアナリストで、Appleに関する予測の正確さで業界で有名なミンチークオ(Ming-Chi Kuo)氏が最新のレポートを発表し、AppleによるAR(拡張現実)グラスの発売は早くても2022年になるだろうとの予測を伝えた。初代「Apple Glass」はおそらく高額な製品になるという。郭氏は、台湾のEMS大手「鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry)」傘下のタッチパネル製造メーカー「GIS(業成)」がApple Glassの独占的もしくは主要なベンダーとしてラミネーション加工を担当するだろうと予測している。氏はレポートの中で、革新的なMR(複合現実)/AR体験を提供するには、レンズに多層ラミネートを施す必要があるため、コストが高くつくとも述べている。
また、ARグラス以外の製品の発売時期についても言及した。2020年下半期に10.8インチiPadが、2021年上半期に8.5-9インチのiPad Miniが登場し、やはりGISがタッチパネルの主要ベンダーになるだろうと予測している。この新型iPad2機種には、iPhone SE(第2世代)と同じ製品戦略が採用され、低価格と高速チップの搭載がセールスポイントになるだろうと述べている。
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