快手と京東が戦略提携、快手アプリを使って京東から商品購入可能に

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多くの消息筋からの情報によると、人気ショート動画アプリ「快手(Kuaishou、海外版は「Kwai」)」を展開する「北京快手科技(Beijing Kwai Technology)」は、中国大手ECサイト「京東商城(JD.com)」とライブコマース事業における戦略的パートナーシップの締結に合意した。今後は快手によるライブ配信から京東の自社商品を購入する際に京東のサイトへジャンプする必要が無くなる。ある京東の関係者によると、両社によるパートナーシップ締結は、「ECに参入するために頼れるサプライチェーンを必要とする快手と、地方市場のユーザーを獲得したい京東が、すぐに意気投合した」からだという。

快手はユーザーの6割以上が男性だ。そのうち小物家電などは快手ユーザーからの根強いニーズとなっており、京東商城が積み重ねてきた3C(家電・通信・コンピュータ)製品のサプライチェーンにおける強みは、このカテゴリーの商品に対する快手ユーザーのニーズを満たすだろう。ECの分野では、快手はアリババ系EC「タオバオ(淘宝)」と長期の提携関係にある。今回快手が京東を盟友として選んだ理由について、専門家は「快手にとってタオバオサプライチェーンへの依存度の低減が重要な目的だ」と分析している。

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