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中国の著名プライベートエクイティ(PE)「高瓴資本(Hillhouse Capital)」が米国証券取引委員会(SEC)に報告した2020年第2四半期末の米国株式の保有状況が8月14日に公表された。それによると高瓴資本はバイオテクノロジーとIT分野をメインに74社の米国株を保有し、時価評価総額の合計は109億4000万ドル(約1兆1630億円)、そのうち中国概念株が大きな位置を占めている。
2020年第2四半期末時点で同社の主力銘柄上位10社のうち中国概念株が8社入った。上位1~5社の内訳は、Web会議ツール「Zoom」、動画配信大手「愛奇芸(iQiyi)」、バイオテクノロジー企業「百済神州(BeiGene)」、アリババ、ソーシャルEC「拼多多(Pinduoduo)」で、保有株式時価総額はそれぞれ17億3900万ドル(約1850億円)、10億8300万ドル(約1150億円)、10億3100万ドル(約1100億円)、8億4800万ドル(約900億円)、8億4700万ドル(約900億円)となった。
高瓴資本はインターネット、バイオテクノロジー、消費の分野に注力しており、現在の総管理資産額は650億ドル(約6兆8900億円)。アジア最大規模で最も投資実績の高いプライベートエクイティの1つだ。
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