调查显示,在人们的日常开销中,由第三方支付完成的比例已达48%,与2017年11月调查相比增长了3个百分点,而银行卡/信用卡(含线上和线下)支付和现金支付占比均稍有降低。
基于调查数据推算,第三方移动支付的年交易规模达到106.78万亿元,笔均金额141元,较半年前上涨约25.9%,说明消费者在逐渐习惯移动支付之后,也在更多使用移动支付来完成一些较大额交易,对其的安全性担忧或其它使用障碍的意识在减弱。
社交成为移动支付下沉的突破口
依托于人际关系所产生的社交支付是支付渗透率进一步提升的重要原因,这是基于微信和QQ两大社交软件的财付通的优势领域,主要包括发红包和转账两个应用场景。让用户积累了余额,有了想花掉余额的冲动,用户自然会到线下频繁使用微信支付。
这也在无意间促成了中国又一家大型电商平台的诞生,由于年轻人和长辈之间会有互发红包的行为,长辈迅速积累了一些微信余额,哪怕只是十几块钱,当他们看到群里便宜商品的拼团信息,自然会转化为购买行为,这在无意中带动了长辈们的网购行为,拼多多就是这样迅速在微信体系内成长为中国第三大电商的。
有数据显示,微信等腾讯系社交软件的人均打开时间每天超过30分钟,这有助于促使支付习惯借助社交蔓
最近,微信上线的亲属卡功能,则提供了一个观察长辈移动支付习惯的窗口,过去,出于对新鲜事物的谨慎,长辈们对绑卡行为心存忌惮,但今天子女绑好自己的卡,供父母消费,大大降低了信任门槛,父母们很容易就变成移动支付的积极使用者。
在线上消费类交易中,支付宝的强项是电商,而游戏充值则是财付通的优势支付场景,在线下消费的诸多具体场景应用下,财付通在商超零售、线下餐饮支付、日常出行订单、票务/娱乐场所内消费等开始积累优势。
公共交通出行的移动支付战火越燃越烈
公共交通出行在2017年恰似处在移动支付行业的“风口”,引来财付通、支付宝、银联、苏宁金融等各方强势力量侧目和资源投入,而且预计在2018年及更长一段时间内仍将受到重视。
“国家队”银联最早撕开交通电子支付的入口,而支付宝上线电子公交卡、腾讯落地乘车码才让该支付场景成为“行业风口”和“战场”。据报道,腾讯乘车码也已斩获70多个城市,主要布局在华南、西南和东北地区,去年上线广州,5月上线深圳地铁、6月上线上海公交,几大主要城市陆续突破。
根据交通运输部数据,每天约有2.5亿人选择乘坐公共交通出行,全国公共交通年完成客运量超过900亿人次。正如马化腾所指“乘车码所覆盖的公共交通系统,是一个高频、高粘度、低频度的交易场景”。面对这样一个庞大的刚需市场,没有哪一个场内玩家会“缺席”。除了各自所在的地域优势,财付通依傍微信社交之王所特有的渠道下沉功能成为竞争公共交通出行的移动支付的筹码。
移动支付国际化从未停歇过,香港被视为突破口
移动支付的国际化短期内难实现,尤其不太可能取得像国内市场这样的发展速度和规模,而是需要更长时间的持续努力。这是因为,与国内相比,西方金融系统迥乎不同,深度依赖银行机构和银行卡(借记卡和信用卡)支付,整个商业业态发展时间长、已相当成熟,用户习惯也已形成,而其间的利益攸关方也众多。
尽管存在诸多不利因素,各大巨头在海外扩张的步伐从未停歇过,从东南亚延伸到欧美国家。据悉,目前支付宝已在东南亚、欧美等30多个国家和地区接入20多万家线下商户,并在其中9个国家和地区与本土品牌合作完成了本地钱包的布局;财付通的微信支付接入的国家和地区已增至40个、支持13种外币直接结算,并已取得了马来西亚的支付牌照;而银联在境外的合作网络更加广泛,银联卡受理网络已延伸到168个国家和地区,手机闪付、二维码支付的布局也在加快推广中,目前已得到10多个国家和地区商户的支持。
境外市场移动支付竞争的另一形态是跨境支付,即服务“走出去”的中国人。调查显示,约14%的用户声称在最近三个月内有使用移动支付进行“境外出差、旅游、购物时的消费支付”经历,与2017年11月调查结果(17%)略有回落;人均交易金额7785元、笔均金额约220元,也都与2017年11月调查基本相当。总的来说,跨境支付是一个低频的应用场景,因为无论是旅游、商务、留学、移民或其它原因去到海外的中国人,数量毕竟比较少,而且在一段时间内保持平稳。因此,跨境支付对巨头玩家的吸引力远不如移动支付的国际化,后者由用户群规模扩张所带来的业务增长更具战略意义。
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中国のモバイル決済利用者数は9億人に王手、日常支出の半分は電子決済に
目覚ましい成長を遂げる中国のモバイル決済事情は、過去5年で急速に普及率を上げた。中国国内のモバイルインターネット利用者数は10億人といわれるが、うち90%がモバイル決済のユーザーだという。電子決済はブロードバンドと携帯電話の次に、普及率が最も高い製品である。 その上、モバイル決済は新時代の中国の4大発明の一つと見なされている。
最近、イプソス・チャイナは中国主要都市でモバイル決済市場に関する消費者調査を実施し、この調査で得た多くの知見を発表した。
調査によると、中国の電子決済利用者数は約8億9000万人である。 そのうち、テンペイ(テンセント社の電子決済サービス)ユーザーが8.2億人、アリペイ(アリババ社の電子決済サービス)ユーザーが6.5億人。テンペイとアリペイユーザーの普及率はそれぞれ85.4%と68.7%である。
主要な利用シーン別の使用率は、個人利用95%、オフライン消費利用86%、オンライン消費利用82%、金融使用20%。最初の3つの場面の使用率はすべて高水準で推移している。
都市のグレードでは、第一線、二線、三線(※)の都市利用者の普及率が、それぞれ90.4%、93.5%、92.4%である。 電子決済の利用率については、都市のグレードによる格差は見られないようだ。これは、「テクノロジーは世界を平等にする」とのすう勢を如実に表した結果であろう。アリペイ決済に関する統計データ「全民賬単」2017年版によると、アリペイユーザーでモバイル決済を利用している割合が90%以上を占めるのは、全国で11省。いずれも比較的発展が遅れているといわれる中西部に分布していた。携帯電話がモバイルインターネットの利便性を大幅に引き上げた結果、ネットインフラが比較的立ち遅れていた地域では、それまでの「デジタル・ディバイド(IT格差)」を効果的に埋めることができたわけだ。(※経済、インフラ、規模などでランク付けした中国独自の都市のグレード)
調査によると、日常の支出における第三者機関決済サービスの利用割合は48%に達し、2017年11月の調査より3%増加、デビットカード/クレジットカード(オンラインおよびオフライン)決済、 または現金決済の割合はわずかに低くなっている。
調査データによると、第三者決済サービスによるモバイル決済の年間取引額は106.78兆元で、1件あたりの取引額は平均して141元。半年前と比較して25.9%増加した。これは、消費者たちの間で徐々にモバイル決済が習慣化し、なおかつその取引額がより高額になってきているという傾向を示している。セキュリティ面での不安が減り、モバイルに対する心理的敷居が低くなってきているといえるだろう。
“お年玉”機能の功績―モバイル決済、SNSとの紐づけで世代を超えた普及
人間関係と電子決済の結びつきは、その利用率がより高める主因である。WeChatとQQ(中国の二大SNS)に紐づくテンペイの優位性は、「紅包(お年玉の意)」に代表されるや友人・知人間の少額送金機能にある。ちょっとしたお金の貸し借りやお祝いとしてやり取りされるこれらの送金機能によって口座残高が増えると、多くの人はちょっとしたおこづかいをもらった気分で積極的な消費が促される。結果、オフラインで頻繁にテンペイ決済を利用する結果に繋がるのだ。
これはまた、中国での大規模電子商取引プラットフォームの誕生を促す結果にもなった。多くの年配者が若者とお金のやり取りをする際、若者の需要に応じるようにテンペイを使いだしたのだ。すると、年配者たちの決済口座にも利用残高がどんどん蓄積していく。それがたとえ10数元だったとしても、彼らがチャットグループ内で安く共同購入できる商品を見つければ、それが彼らの購買行動を促す。こうして、多くのオンラインショッピング取引に中高年世代をも引き込む結果となった。「拼多多(Pinduoduo)」はこのことがきっかけで、国内第3位のeコマースになった。
最近ローンチされたWeChatのサービス「親属カード」は、年配者による電子決済の利用状況をモニタリングする窓口になっている。これまで新しい物に抵抗を感じる年長世代は、銀行カードをモバイルデバイスと紐づけることに対して不安を感じていた。新サービスでは、子供が自分の銀行カードを親のモバイルデバイスと連携することで、親も電子決算を利用できるようになる。これにより、年配者の不安感は大幅に払しょくされ、彼らを電子決済のアクティブユーザーに取り込むことができる。
オンライン取引では、アリペイの得意分野は電子商取引であり、一方、テンペイの得意分野はゲーム内課金である。また、テンペイは小売販売の支払い、飲食店での支払い、 日常での交通機関予約、チケット/エンターテイメント会場での支払いなどの場面で有利になりつつある。
モバイル決済の陣取り合戦、主戦場は公共交通機関
2017年、テンペイ、アリペイ、ユニオンペイ(銀聯)、スーニンペイ(蘇寧)などの電子決済大手が揃って注目したのが公共交通機関だ。2018年、この流れはさらに加速する可能性が高い。
中国人民銀が主導した“ナショナルチーム”ユニオンペイは、先頭を切って交通機関における電子決済に着手。アリペイの電子交通カードとテンセントの「乗車碼」(QRコードをスキャンして乗車し、費用は後払いというサービス)の誕生は、公共交通機関でのシェア戦争生み出した。ニュースによると、「乗車碼」は、華南地区・西南地区、東北地区を中心に70以上の都市で利用できる。2017年は広州市、2018年5月に深セン市(地下鉄)、6月に上海市(バス)にサービスを提供し始めた。
中国交通運輸部のデータによると、中国では1日あたり約2億5,000万人が公共交通機関を利用する。年間輸送の旅客数はのべ900億を超える。 テンセントのCEOポニー・マー(馬化騰)氏が指摘したように、「公共輸送システムは、利用頻度・リピート率が高い領域」。これほど需要の高い市場で参戦拒否を決める大手企業など存在する由もない。
モバイル決済システムの海外進出、最初の突破口は香港か
モバイル決済システムが国際化を果たすには、短期決戦では不可能だ。中国の国内市場のようなスピード感や規模を達成することは難しく、長期的かつ継続的な努力が必要になる。 中国と欧米の金融システムがそもそも非常に異なっており、銀行機関や銀行カード(デビットカードやクレジットカード)が幅を利かせているほか、商業フォーマット全体が長年をかけて成熟・定着しているため、ユーザーの消費習慣もすでに固定化している。これを覆すのは並大抵のことではない。
多くの不利な要因にもかかわらず、主要大手の海外進出は歩を緩めない。アリペイは、東南アジアや欧米など30以上の国や地域で20万店以上と提携、うち9ヶ国では現地企業と協力してローカライズを果たしている。テンペイは40以上もの国や地域にアクセスし、13種類の外貨決済をサポート。また、マレーシアの決済ライセンスも取得することが出来た。ユニオンペイの進出範囲はより広く、168の国や地域にまたがっている。Quick PassとQRコード決済も拡大中で、10カ国以上の国の取り引き先でサポートを得ている。
海外市場におけるモバイル決済競争のもう1つの形態は、「跨境支付(=国境を越えた決済)」、すなわち在外中国人のための決済サービスである。 調査によると、過去3ヶ月間に出張・旅行・ショッピングのため、海外でモバイル決済を利用したと回答したユーザーは約14%。2017年11月の調査結果(17%)より、やや低下する結果となった。なお、1人当たりの取引金額は7785元、取引1件あたりの平均金額は約220元で、これは2017年11月の調査時点と基本的に同じである。観光・ビジネス・留学・移民などの事由で海外渡航する人の数は相対的に多いとは言えず、急増も見込めないため、一般に、「跨境支付」は低頻度の適用になる。したがって、モバイル決済が国際的な拡大を目指すなら、海外渡航者ではなく、海外でのローカライズに照準を絞ったほうがずっと意義があるだろう。
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