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新鋭デザイナーズブランド「bosie」を展開する「伯喜(北京)文化伝媒」がシリーズA+とシリーズBで計2億元(約31億円)を調達した。各シリーズのリード・インベスターは「鐘鼎資本(Eastern Bell Capital)」と「元生資本(Genesis Capital)」、コ・インベスターは「金沙江創業投資基金(GSR Ventures)」。2019年以来、3回目の資金調達となった。
bosieは従来のアパレルブランドと異なり、デザインから店舗の設計、ブランドの位置づけなど「Z世代(1990年代中盤〜2000年代以降に生まれた世代)」に照準を合わせた展開を行っている。高コスパで個性的にという若者のニーズを叶え、目指すところは「ファッショナブルなユニクロ」である。
同社は2021年には上海の繁華街のひとつである淮海路に超大型店舗を開店する予定。店舗面積は2000平方メートルに拡張し、取り扱いアイテムも靴、バッグといった小物類や部屋着、子供服、ペット用の服などに広げる。
2018年5月に創業されたbosieは「淘宝(タオバオ)」及び「天猫(Tmall)」といったECサイトにおいて、メンズファッションカテゴリーで月間売上高が1000万元(約1億5000万円)を最速で突破したブランドとなった。
その後ブランド創業から1年を経た段階で売上高1億元(約15億円)を突破し、今年のビッグセールイベント「双11(ダブルイレブン)」では6000万元(約9億5000万円)超を売り上げた。
また、実店舗展開への取り組みも早く、2020年上半期には新型コロナウイルスの流行があったにもかかわらず店舗の成長率は前年同期比400%と急スピードで拡大している。
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