富良野市、テンセントのデジタルツールを観光に活用 「WeChat Pay」6割の店舗に浸透

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富良野市、テンセントのデジタルツールを観光に活用 「WeChat Pay」6割の店舗に浸透

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12月19日、北海道富良野市とテンセント(騰訊)が共同で「デジログEXPO」を開催した。同イベントでは、テンセントのチャットアプリ「WeChat(微信)」やモバイル決済ツール「WeChat Pay(微信支付)」を用いた観光分野向けデジタルエコシステムの富良野市における活用事例が紹介された。

北海道富良野市は花畑やスキー場など中国の旅行客にも人気の観光都市だ。富良野市は既にWeChatに公式アカウント(公衆号)および動画アカウント(視頻号)を開設しており、旅行客は公式アカウントに組み込まれたミニプログラムを通じて、富良野市内のバス乗車やスキー場のチケット手配ができるほか、カメラで認識させるだけで草花の検索ができる植物図鑑ツール「識花君」や、動物や車の名前の検索もできる図鑑アプリ「識物君」に富良野の情報を追加するなど、中国の旅行客にアピールするためのツールを充実させている。

WeChat Payは市内6割の店舗で利用できるようになっており、飲食店向けに座席に設置されたQRコードを読み取ることでメニューを注文できる、スマートシステムも導入されている。

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