北京のオフィス空室率が過去10年で最高水準、2021年はより深刻に

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不動産業を手がけるグローバル企業「コリアーズ・インターナショナル(Colliers International)」がこのほど発表したデータによると、2020年の北京市オフィスビルの空室率は新型コロナウイルス流行の影響で昨年に続き高い水準となり、過去10年で最高の19.4%だった。

空室率が上昇すると同時に、家賃も下落している。その平均賃料は1平方メートルあたり月額351元(約5540円)で、前年比8.4%減。下げ幅も過去10年で最大となった。

さらに、今年は新規オフィスの供給量が160万平方メートル近くにのぼると予想され(2019年は90万平方メートル以上)、2021年は北京の高級オフィス市場における試練の年になる。

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