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OPPOからスピンアウトし、海外市場を主なターゲットとしたスマートフォンブランド「realme」の創業者・李炳忠(Sky Li)氏は新年に当たり自身の微博(Weibo)に公開書簡を掲載し、2020年の業績を総括すると共に2021年の目標を明らかにした。
2020年、realmeは販売台数アップのための刺激策として、低価格路線に加え格安モデルからハイエンドまで幅広い製品ラインに対応するフルライン戦略(機海策略)を展開。現在の出荷台数は世界第7位にランクインしている。市場調査会社「Counterpoint」のデータによると、realmeは2020年第3四半期、フィリピンで1位、マレーシアで2位、インド、タイ、カンボジア、バングラデシュなどで4位と、東南アジアの12市場でトップ5に入るブランドとなっている。
同年、IoT製品については、AI+IoT製品を27モデル発売した。中でもインドでは完全ワイヤレスイヤホン(TWS)カテゴリーで首位になった。
李炳忠氏によると、realmeは2021年に、エコシステムプラットフォーム「realme TechLife」を作り、他のAI+IoT企業と共にエコシステムを構築することを計画している。また、5G対応スマートフォンの普及促進を継続し、スマートフォンの価格を下げると同時に、オムニチャネル展開を加速させ、世界で「1000店計画」を推し進めるする。全面的であらゆるシーンに対応した製品体験の機会を提供するとのことだ。
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