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ショート動画アプリ「TikTok(抖音)」などを運営するバイトダンス(字節跳動)が、新たに音楽サービス「飛楽(feiyue)」と楽曲の著作権販売プラットフォーム「BeatDynamic」の2つのサービスをテスト中だと伝えられている。また、同じくショート動画サービスの「快手(Kuaishou、海外版は『Kwai』)」も「小森唱片」という新しい音楽アプリを内々に研究開発しているという。
中国の音楽配信業界における主なプレーヤーのうち、アリババ傘下の音楽ストリーミングサービス「蝦米音楽(Xiami Music)」は2月5日に閉鎖されることが決まっているが、その後国内大手で残るのは「テンセント・ミュージック・エンターテインメントグループ(TME、騰訊音楽娯楽集団)」と「ネットイース(網易)」傘下のオンライン音楽プラットフォーム「ネットイース・クラウド・ミュージック(網易雲音楽)」のみだ。
そんな中、ショート動画サービスが台頭するにつれて音楽との関連性の高さが見出され、TikTokと快手の両巨頭のように音楽配信市場に参入する動きが出始めている。これら強力なプレーヤーが参入するなら、中国の音楽配信市場に新たな変化が起きるだろう。
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