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中国工業情報化部が「『中華人民共和国煙草専売法実施条例』改正に関する決定(意見募集稿)」を公布、附則に第65条を追加し「電子たばこなどの新型たばこ製品は本条例中の巻きたばこに関する規定を参照して執行する」とした。
本条例は、「RELX(悦刻)」などの霧化させた気体を吸う電子たばこが「たばこ」であることを明確にした。もし完全に「巻タバコを参照する」ならば、電子たばこは専売と重税を課されることとなり、ビジネスとして致命傷となりかねない。
「専売」に組み入れられれば、たばこ専売生産企業許可証に加え、たばこ専売卸売企業許可証を取得しなければならず、割り当てられた金額の範囲内で販売する必要もあるなど、販売時の運用でも細かな制限が課せられる。
この知らせを受け、「RELX」の販売元で米ニューヨーク証券取引所に上場する「深圳霧芯科技(Shenzhen RELX Technology)」の株価はプレマーケットで急落した。月曜日の終値で霧芯科技は47.84%もの下げを記録し、時価総額は157億6600万ドル(約1兆7000億円)となった。たった一晩で144億6000万ドル(約1兆5700億円)が蒸発したことになる。
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