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中古品取引プラットフォーム「転転(Zhuanzhuan)」が、今年の春節前に3億9000万ドル(約431億円)を調達した。出資者は「大湾区共同家園発展基金(GBA基金)」と「青樾基金」。同社によれば、これは2020年5月、転転と中古スマートフォン取引プラットフォーム「找靚機(Zhaoliangji)」が戦略的合併を行い、新たな「転転集団」となって以来、初の資金調達だという。
転転は、創業初期にはC2C(個人間取引)型のビジネスモデルを採用していたが、信頼性を担保するために企業が仲介するC2B2Cモデルを主としたプラットフォームへと徐々に進化。品質検査、7日以内の無条件返品、1年間の保証などのサービスを提供している。
転転と找靚機が合併して以降、転転集団はあらゆる商品を取り扱う個人間取引プラットフォームとしての役割を保持しつつ、パソコンやスマートフォンなど、中古の3Cデジタル機器分野にも力を入れるようになった。転転によると、2020年のグループの売上高成長率は200%超となり、3年連続で倍以上の成長を実現しているという。
中核事業に関しては、中古3Cデジタル機器の小売事業に加え、携帯電話のC2B事業に注力し始めた。転転によると、2021年3月以降、同事業における中古携帯電話の販売台数は1日あたり平均1万5000台で安定しているという。
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