テンセント出資の共済保険「水滴」、米IPO申請へ

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北京時間4月17日早朝、インターネット互助グループの「水滴公司(Waterdrop Inc.)」が米国でIPOを申請した。上場先はニューヨーク証券取引所と見られる。

IPO前の持ち株比率は、水滴公司創業者兼CEOの沈鵬氏など経営陣が26.4%、最大機関投資家の「テンセント・ホールディングス(騰訊控股)」が22.1%。以下、「博裕資本(Boyu Capital)」11.9%、「高榕資本(Gaorong Capital)」6.5%、再保険大手「スイス・リー」5.7%と続く。

水滴公司は、直近では昨年8月に資金調達を行っている。当時のリード・インベスターはスイス・リーで、コ・インベスターは既存株主のテンセント、調査会社の「IDG」など。今年2月には同社の評価額が100億ドル(約1兆810億円)に達したと報じられている。

水滴公司は美団創業チームのメンバーの一人、沈鵬氏によって2016年に設立された。同社の売上高は約3年間で急増。目論見書によると、同社の2019年の売上高は前年比534.6%増の15億1100万元(約250億円)、2020年はさらに100.4%増加し、約30億2790万元(約502億円)に達した。

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