気付いたときには手遅れも……起業家がやりがちな9つの失敗

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気付いたときには手遅れも……起業家がやりがちな9つの失敗

创业者自述:创业八年,我犯了八个错误

编者按:日前,SoapBox公司的首席执行官兼联合创始人布伦南·麦凯克朗(Brennan McEachran)在Medium上发表了一篇文章,详细复盘了自己创业八年中所犯过的八个错误。原题为“8 Mistakes we made in our Company’s First 8Years”。

创业者自述:创业八年,我犯了八个错误

我们仍然是一个创业公司。

当你刚开始创业的时候,一切都是错误的。一切都是失败的,生活很糟糕。但是,这些错误实际上是上天赐予你的礼物,因为你可以从中吸取教训。因为你犯了错误,这可以帮助你成长,所以可以让你做更好的事情或者提供更好的服务。

今年夏天早些时候,SoapBox庆祝了它的八岁生日。但是因为一些错误,我们不得不重新出发。在创业的这八年里,我们犯了八个错误。?

1、我们发明了一些东西,但我们没有创新

人们想要发明一些东西。我们也想发明一些东西。但是在现实中,很少有东西真正地被发明出来。为了让实际的、符合现实的、全新的发明真正的获得商业价值,许多事情需要做对。

你的手现在可能悬停在键盘上,看看这个键盘,Shift按钮被称为“Shift”,因为自1878年以来,打字机会对寄存器进行物理上的Shift。然而,它仍然存在于我们2018年iPhone X的虚拟键盘上,因为人们不喜欢改变。你不能只是告诉整个世界要有一个新键盘。

八年前,我们通过发明一个新的数字意见箱来重塑员工的反馈。但是六年后,尽管我们有收入,但我们意识到我们真正需要做的是创新工作场所反馈的方式。而不是彻底改造它。一步一步地让它变得更好。让它更快,更容易,更酷。

那个时候,我们对产品进行了改进。我们关注人们每天都会经历的核心问题。这就是我们试图解决的问题,而不是建造一个我们想在世界上推出的又酷又新的东西。这就是现在的SoapBox:在工作中获得10倍的反馈,而且更好、更简单。人们很容易接受。并且为我们提供了一个发明的基础。

2、以销售为导向,而不是以产品为导向

也就是说,我们试图创造一个成品,并且过早地关注增长。

这听起来可能会有点争议。当我们刚开始的时候,我们就被引导,要在产品和销售上快速前进。我认为这种做法很聪明也很好。

一旦我们在某方面的工作有了成效,我们就能在跑道上获得喘息的空间,但是我们没有在打造产品上花更多的钱,而是在获取收入上花了更多的钱。我们专注于推动销售和单位经济。回顾过去,我们当时做销售做得太早了。

因为关注更大的合同,我们需要更大规模的产品。然后,我们推出了多年期合同,以增加我们的 LTV(客户终生价值)。

问题是,我们需要两到三年时间,才能真正发现我们的产品是否能留住大客户。我们花了很多年才真正发现我们的产品是否做得很好。

换句话说,如果你看一下留存曲线,我们几乎只关注365天及更长时间的留存。那是个愚蠢的错误。

因为在你能够专注于长期留存之前,甚至在你能够专注于14天的留存之前,你需要专注于前五分钟的留存。给人令人惊叹的登录体验。甚至更小——让你的登录计划迈出令人惊叹的第一步。并且不断重复,直到你有90%的人留下来。然后将目光移到第一天。然后是第一周。

一个常见的类比是,一个伟大的SaaS产品是一个水桶。你的客户群体是水。营销用来往里注水,目标是尽可能多地保留这些水。我们试图堵住桶里的几个小孔——尽管整个底部都不见了。当没有水到达这些小洞时,关注这些小洞是没有意义的。

我说的是一定要优先考虑你的产品。不要关注增长。不要关注经济效益。专注于在最初的五分钟内获得最多的用户留存——然后从那开始。

这听起来不是显而易见就是很愚蠢。从一开始就开始,从一开始就失败。学习,迭代,再试一次。不要在365天后得知,为了留住企业客户,你需要x %的采用率。这太晚了。

以产品为导向的公司的重点是加快反馈周期的战略——这通常意味着我们要找规模较小、早期采用型的公司,因为它们可以更快地做出决策和给出反馈。以销售为导向的公司的重点是增加预订——通常是去寻找更大、更慢的交易。

3、依靠人来扩大规模

作为一家自力更生的公司,我们一直在追逐金钱。我们建立了一个销售团队,不断寻找销售线索,并通过销售渠道来转化潜在客户。部分是因为这是我们作为联合创始人所做的事情,部分是因为这种蛮力方法奏效了:偶尔,我们会有生意,我们会得到支票。支付工资。然后我们会重新开始整个过程。

但是,为了发展,我们不得不让销售人员来解决这个问题。为了实现销售,我们的团队会花时间定制宣传策略,使其与每个销售线索相关。最终,这将导致每个客户有不同的期望……这意味着我们的开发团队忙于为每个客户微调产品,以至于他们没有时间制造出令人惊叹的产品。而且,我们的营销团队找不到足够一致的主题来扩展……所以我们依赖更多的销售人员。

一开始,你甚至没有注意到这是一个问题,因为它感觉很棒。它会得到很好的反应。人们会问,“你的团队有多大?”说一个大数字的话感觉很好。

我们认为,拥有500名员工的公司比拥有50或5名员工的公司更酷或更成功。也许吧。但这只是故事的一半。更酷的是拥有10名员工的10亿美元公司,还是拥有1000名员工的10亿美元公司?我会对那10个人的公司非常好奇。他们到底是怎么做到的?

我刚和一家有兴趣购买SoapBox的公司通了电话。他们整个团队只有23人,收入5亿美元。?

在当今的科技领域中,你肯定想用电而不是人来扩展你的业务。让你的人想办法做到这一点。

4、招聘程序出了问题…有点太迟了

几年前,这个世界就是这样在我头上崩塌的。

因为作为一家创业公司,做任何事情就像建立一个大型的Rube Goldberg连锁反应机器。为了获得收入,你需要客户。为了吸引客户,你需要销售线索。为了获得线索,你需要销售人员。所以,如果你从未来几年的收入目标开始,你所要做的就是向后努力,了解你的转化指标,你会意识到……糟糕,要在未来12到18个月达到这个数字,我现在就需要雇用员工了。

好的——和你的董事会谈谈吧。锁定你的收入目标。锁定招聘目标。

然后奇怪的事情发生了。

这两件事变成了单独的幻灯片,成为不同人的不同职责。突然间,人们忘记了你的公司是一台无形的相互联系的Rube Goldberg机器,它只是一些需要完成的任务。

所以你每天早上都会推进这个事项,一天结束时会发送一些招聘邮件。还有……雇佣销售代表需要一周时间,下一个需要两周时间。然后你需要花费比你预期的长6个月的时间来雇佣这个团队。

然后你就完蛋了?。 突然之间,你错过了你的收入目标。 但是你还不知道。

几个季度后,一旦你的团队完全壮大起来,我敢打赌你肯定会讨论裁员。

为什么?因为我认为我可以自己做招聘工作,因为我没有制定招聘程序,所以我们花了太长时间来招聘——这使得我们不可能实现销售目标。因为我们错过了销售目标,我们没有生存所需的现金流——我最终不得不在一天内解雇六名销售代表。

很多创业公司都经历了同样的过程。

你需要有一个合适的招聘流程。你需要有人帮你招募员工。这是关键的第一步。否则,你的招聘速度太慢,或者错误的新员工上岗时间太长——不管怎样,结果你都在赔钱。

5、不相信自己的直觉

作为第一次创业的创业者和首席执行官,你的大部分工作就是招聘一些比你更优秀的人。

我知道这听起来很疯狂,但是当你开始的时候,很容易出现自我怀疑。当你感到不确定时,你就不再听从直觉了——这是让你走到现在的东西。因为不是每个人都天生就是创始人。不是每个人都适合开公司。如果你已经如此相信自己的直觉,你需要坚持下去。

但是这很棘手:我不是我们公司所有事情上的专家。我们有工程师、营销人员和设计师,他们比我做得更好。所以你会陷入这样的心态,“哦,让我们做他们想做的事情。“在某种程度上,给你的团队这种所有权对他们成长和学习很重要。但与此同时,我来这里是有原因的。

我们的投资者也一样——我觉得因为他们给了我钱,我应该照他们说的去做。但是他们没有投资于自己——他们投资于我们。如果他们想让某人做他们想做的事情,他们可以自己开公司,雇个人来经营。

作为一名创始人,你的直觉建立了许多数据点、经验和信息,这是其他人所没有的。

你的直觉包含了成千上万的数据点,你可能并不总是很擅长发声,但它们确实存在。

如果你倾听自己的直觉,相信它,并用它来领导你的团队,从长远来看,你会变得更好。

八年后,你不会坐在那里,列出你希望自己第一次就做对的事情。在你的公司,没有人比你更聪明。

6、认为会变得更好

随着时间的推移,事情并没有变得更容易。

我还记得我坐在办公桌前,想着如果我能找到5个员工,我就不用自己写代码和销售了,我就有更多的时间和妈妈在一起。

但是我有这五名员工,还有十亿件其他的事情要做——比如管理这五名员工。写代码的时候,买东西的时候。于是我坐在那里想,?如果我只有15名员工……

这是我在过去几年里学到的一个重要教训——也是早期创始人听到这些话时总是会感到震惊的一个教训。

情况并没有好转。 所以不要拖延时间。

不要一直等待更多的时间。我已经积攒了太多的感情债,太多的个人债,太多的家庭债,因为我在等待事情变得不那么疯狂。这从来都不是疯狂的。你必须在同一时间完成其他类似的工作——如果你不能在10个人的情况下完成,你不会在100或1000个人的情况下完成。

我不是说这很容易——而是需要重新规划。所以,你经常在私人时间里以业余爱好开始创业——然后你的业余爱好变成了工作,突然间,你每周工作七天,偶尔和你的妻子吃一会儿晚餐,告诉她一两年后会变得更好。它不会变得更好,所以你必须改变你的思维——让你的工作和生活平衡。

7、不投资于我自己

我认为这是非常普遍的——作为一名创始人,你忙于建立和扩展你的公司,你忘了提升你自己。

Soapbox 的成长有不同的阶段。 首先,只有我和格雷厄姆 · 麦卡锡(Graham McCarthy),非常简单。 然后是三个人,我们坐在一起谈论我们正在做的事情。 然后我们有10个员工,突然之间我成了经理。 我开始专注于投资我的团队。 投资于他们需要的工具,投资于他们的学习,投资于他们的成长。 在某种程度上,我形成了一种心态,认为自己并不重要。

我不投资自己,阻碍了公司的发展。这家公司仅限于我自己的学习和专业知识。然而我忽略了这一点。

在某种程度上,公司的成功程度取决于创始人的能力。

所以你要么需要投资于你自己——要么换掉你自己。

8、没有利用我的(人际关系)网络

生活中的大多数事情都是关于输和赢的——有人赢,有人输。但是(人际关系)网络是少数几个双赢的东西之一。

如果你向你网络中的某个人寻求介绍或指导,你会让他们感觉很好——人们确实想互相帮助。这是双赢。

不过,我认为人际关系网络的诀窍是不要滥用系统,并确保你长期培养这些关系。因为如果你不断加强这些关系,回报是巨大的。

我的错误是没有兑现这个回报。

因为寻求帮助是很难的。 你有点觉得他们会说不,或者生气或者被冒犯,这样你就不会麻烦他们了。 所以我犹豫着要不要利用我拥有的这个极其强大的工具——后来才发现它已经准备好并愿意提供帮助。

PS:关于这个话题,我不会说每个创业者都需要一个导师。 但是如果你有一个的话,那就简单多了。

9、没有进行一对一的交流

是的,这是第八个,我前面说有八个,但是我给出了九个。?

我知道,这对于开发员工敬业工具的创始人来说很疯狂。但是员工的保留在一开始并不是最重要的——这是一个巨大的失误。

第一个因为你而辞职的员工是一个警钟。

以及你第一次不得不解雇一个人。

因为在这两种情况下,你都认为,哦,shit。这是因为我。这是因为我跟他们谈得不够。

就在那时,我开始和每个人一对一的交流。

第一次担任经理,我一开始并不确定。我想知道,花10%的时间去分散人们的注意力,询问他们的感受,对我来说真的有用吗?

事实证明,答案是肯定的。 这是对我时间的极大的有效利用。

它解决了我们90 %的问题。有很多被压抑的反馈,我发现了很多危险信号。

但是我也意识到我们已经建立了默认不分享的企业文化。尽管只有10个人没有和我们分享。因此,一对一也有助于建立融洽的关系,鼓励他们相互交流反馈——和我自己。

原文链接:https://hackernoon.com/8-mistakes-we-made-in-our-companys-first-8-years-3d38422333

编译组出品。编辑:郝鹏程

原文はこちら

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カナダのスタートアップ企業SoapBoxの共同創業者でCEOのブレナン・マクイクラン氏がWebサービスMediumにコラムを投稿し、起業からの8年間で気づいた9つの過ちについて明かした。起業当時は失敗ばかりの日々だったが、これこそが天からの贈り物であり、かけがえのない教訓だったと語っている。以下に、起業家が陥りやすい間違った思考を紹介する。

1. 発明はできたが、イノベーションは起こせなかった

真の発明とは何だろうか。真にゼロからの発明というのはそう多くはない。人は変化を嫌い、現状に執着するからだ。

SoapBoxは8年前、創業事業として企業が従業員の本音を吸いあげる「デジタル意見箱」を開発した。6年後、職場改革を目指したこのツールは一定の収益を上げたが、我々のソリューションは真に必要とされているものとは違うことに気づいた。多くの人が求めるものは「意見箱」ではなく、意見を直接やり取りできる職場環境だった。彼らはより速く、より簡単に、より発言しやすい環境を求めていた。

我々はそれから改善を繰り返し、現在のサービスが完成した。「クールな製品を世に送り出してやろう」という気持ちを「人々が日々、職場で直面している問題点を解決したい」という思考に切り替えたのだ。結果的にクライアントの職場では、従業員からのフィードバックが10倍に増えたという。

2.製品でなくて販売に気を取られてしまった

自社製品を世に送り出すとき、販売ばかりに気を取られてはいけない。販売数、契約数、顧客定着率などの拡大に注力するのではなく、製品そのものに力を注ぐべきなのだ。

世に送り出した製品が優れたものかどうか、顧客に愛されるかどうかを確かめるのは、どのみち数年後のことになる。1年より2週間、2週間より5分間でいい。顧客を5分間惹きつける努力をし、それを積み重ねることで初めて多くの顧客の定着が図れるのだ。また、最初は大きな経済的利益を得られる顧客よりも、フィードバックの速い顧客を選ぶべきだ。決断や結論をスピーディーに出せる小規模な組織を相手にするとよい。

3.成績を上げるために人を増やしすぎた

企業の運営に、お金はなくてはならない存在だ。お金を得るためには間断なく販路を拡大し、潜在顧客を掘り起こさなければならない。

そのためには営業人員に仕事を任せることになる。営業成績を上げるために組織をあげて営業戦略を編み出し、個別の顧客対策を練る。ただし、顧客のさまざまな要求に応えることにマンパワーを割かれてしまえば、さらに多くの営業人員が必要となる。加えて、チームとして一貫した方向性を見失ってしまう。

こうした問題は、最初は問題として意識されない。従業員数が増えると組織が成長したように感じられるからだ。しかし、1000人で10億ドルの利益を出す企業と10人で10億ドルの利益を出す企業、経営の手腕が光るのはどちらだろうか?おそらく後者ではないだろうか。

4.人材採用に労力を取られ、本質を見失ってしまった

会社を興し、事業を軌道に乗せる過程は大型のからくり装置を組み立てる作業に似ている。利益を得るために顧客を獲得する。顧客を獲得するために見込み客を探す。見込み客を探すために従業員を雇う……。1年後に達成すべき成果のために、今すぐやるべきことは人を雇うことだと判明する。

こうして目標達成のためのプロセスを分解していくうちに、その一つ一つが単なるからくり装置の一部品であることを忘れていく。優れた人材を確保するという目の前のミッションに手を焼いているうち、目標の達成は当初の予定よりどんどん遅れていく。運転資金が目減りする。すると、今度は人員削減を考えるようになるだろう。

5.自分より優秀な人たちに任せすぎてしまった

初めて起業し、初めてCEOを務める人物にとって、業務のほとんどを占めるのは「自分より優秀な人材を雇う」ことだ。優れた人材が集まりだすと、自信を失うこともあるだろう。

創業者あるいはCEOだからといって、自身が率いる企業の全てに通じているわけではない。社内にはエンジニア、デザイナー、営業など、それぞれの分野で経営者より長けた人材がいる。彼らを目の前にすると多くの経営者はこう考える、「その分野では彼らのほうが優れているのだから、彼らの好きなようにやらせよう」。従業員の自主性を重んじるのももちろん大切だが、経営者はそれでも自分の直感を信じなければならない。直感こそが、自身をここまで導いてきたものだということを忘れてはならない。

あなたの事業に出資してくれた人々のことを考えてみよう。彼らはあなたの事業にお金を投じた。お金を出したのは彼らだから、経営者は彼らの言うなりになるべきだろうか?答えはNOだ。彼らは自分自身に出資したのではない。あなたに出資したのだ。従業員に対する考え方もこれと同じで、彼らがあなたより秀でているからといって、彼らの全てに従う必要はない。

創業者として、あなたは他人が持ちえない多くの情報や経験を持っている。それらが培ってきたあなたの直感を信じ、組織を率いれば、きっとうまくいくはずだ。あなたの興した会社に、あなたより聡明な人間はいない。

6.そのうち時間ができると考えていた

「従業員が5人になれば業務を任せられる。きっと楽になるだろう」という考えは、実際に5人を雇ったときに間違いだったと判明する。その時には「従業員が15人いれば……」と考えるようになるだろう。

どんなに待っても、どんなに従業員を増やしても、今より時間に余裕ができることはない。今できないことは、今後もできるようにはならない。これは、起業したばかりの人は信じたくない事実かもしれない。プライベートももっと重視したいというなら、今、それをすることだ。ビジネスとプライベートの調整は、自身の思考を変えない限り実現しない。

7.自分への投資を後回しにしてしまった

会社の成長ばかりに気を取られ、自分自身の研さんをおろそかにしてしまう経営者は多い。起業当初は2~3人でスタートしたフラットな組織も、従業員が10人ともなれば管理者の存在が欠かせなくなる。管理者として人材や設備への投資に夢中になっていると、人は自分自身への投資を忘れていく。これが企業の成長にとって障害となる。企業の成長と創業者の能力は一定の相関性があるからだ。

8.人に助けを求めなかった

世の中の多くの物事は損するか得するかに二分されるが、人間関係は互いに利益をもたらすことのできる希少なものだ。長期にわたって人との絆を構築し、大切にする人は、大いに報われるだろう。

人に助けを求めることは簡単ではない。断られたらどうしよう、気を悪くされたらどうしようと考えてしまう。しかし人脈という最強のツールを利用しないのはもったいない。それはいつでも快くあなたを助けてくれるだろう。また、起業家にとって必ずしもメンターが必要とは言わないが、もしいるならば大いに助けになるだろう。

9.従業員とのコミュニケーションを軽んじた

創業当初は人材が定着しなくても仕方がない、という考えは大きな間違いだ。もし誰かが会社を辞めていく、あるいは誰かを解雇せざるをえない状況になったなら、それは一種の忠告と受け止めるべきだ。

持てる時間の1割を割いて、マネージャーが従業員1人1人とコミュニケーションを図ることに意義はあるだろうか?答えは「大いにある」だ。これで問題の9割は解決できると言ってもいい。彼らが口に出せずにいた本音の中に、多くの警告を見出せるはずだ。すでに本音を言えないような雰囲気の職場なら、1人1人と個別に対話の場を設ければよい。

(翻訳・愛玉)

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