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【新華社北京12月14日】中国自動車大手、北京汽車集団は13日、ドイツ自動車大手ダイムラーの株式を買い増して保有比率を9.98%まで引き上げていたことを明らかにした。契約に基づき、ダイムラー株をこれ以上買い増す計画はないとしている。
ダイムラー株を買い増したことについては、ダイムラーに対する信頼と長期投資家としての支援を表していると説明。ダイムラーとの提携関係が持つ独自の重要性を重視しており、高級車事業会社メルセデス・ベンツの事業転換に伴う潜在リスクにも十分な自信を持っているとの見解を示した。
一方、ダイムラーも北京汽車集団の香港上場子会社、北京汽車の株式の9.55%を保有しているほか、中国本土の人民元建てA株市場に上場する新エネルギー車メーカー、北汽藍谷新能源科技にも2.46%を出資している。
北京汽車集団の関係責任者は、双方はこれまでの長期にわたる提携の成功を十分に認め、今後の発展にも高い関心を寄せていると指摘。ダイムラーは北京汽車集団にとって最も重要な戦略的提携パートナーの一角で、中国とドイツの産業提携や技術革新、経済社会の健全な発展を後押しする上で重要な役割を果たしていることから、株式持ち合いは双方の中国市場での質の高い発展と長期的な成功を支えていくとの認識を示した。
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