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バイトダンス(字節跳動)が運営する「TikTok」は、米国でフードデリバリーサービス「TikTok Kitchen」を開始すると、12月17日に発表した。SNS映えするレストランをプロデュースする「Virtual Dining Concepts(VDC)」と提携して運営し、ネット上で話題の料理を専門に扱うという。
消費者はフードデリバリープラットフォームの「グラブハブ(Grubhub)」を通じて注文が可能で、メニューはトレンドに基づき、季節ごとにリニューアルされる予定。
公開されている情報によると、TikTokは既存のレストランに300のデリバリーステーションを開設、2022年3月に正式サービスを開始し、同年末には1000店にまで拡大する計画という。
一方、VDCの公式サイトによると、飲食店は手数料ゼロでTikTokとのコラボメニューの販売を申し込めるという。また、VDCがスタッフのトレーニングやレシピ、パッケージ、材料などを提供することで、30日以内に各飲食店はデリバリーサービスを開始できるようになるとのこと。
2021年9月に発表された最新データによると、TikTokのMAUは全世界で約10億人で、2020年7月と比べて45%増となっている。マーケティング・エージェンシーの「Wallaroo Media」は米国におけるTikTokのMAUは約8000万人と予測している。
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