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中国自動車大手「吉利汽車(Geely Automobile)」が2021年12月の販売台数、2021年間総販売台数および2022年の販売目標台数を発表した。
21年12月、ボルボ・カーズとの合弁高級車ブランド「領克(Lynk&Co)」を含めた吉利汽車の総販売台数は、前年同月比3%増、前月比17%増の15万8765台で、このうち1万8813台が「幾何A」「幾何C」「帝豪EV」などの新エネルギー車(NEV)および電気自動車(EV、HEV、MHEV、PHEV)で、月間ベースで過去最高を記録した。また輸出台数は、前年同月比44%増の1万7125台で、月間の過去最高を塗り替えた。
21年の総販売台数は前年同期比1%増の132万8029台で、通年販売目標である153万台に対して87%の達成となった。生産・販売台数では5年連続で100万台を超え、市場シェアも着実に拡大した。17年以降、同社は5年連続で中国ブランド乗用車の年間販売トップを維持してきた。
同社の取締役会は、22年の販売目標を165万台に設定した。さらに市場シェアを拡大し、質の高い発展を引き続き推進するとの目標を掲げた。
世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、同社は「一帯一路」建設に積極的に参入し、海外市場で東南アジア市場への布石を進めてきた。ラオス市場への進出を果たしたほか、チリやエジプト、ウクライナ、バーレーンなどの市場でも業務を展開した。21年の時点で世界28カ国に進出しており、販売拠点を24カ所増やした。
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