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関係者によると、中国発ファストファッションブランド「SHEIN(シーイン)」が、米国でのIPO(新規株式公開)を再検討し、早ければ2022年中に上場するという。幹事としてバンク・オブ・アメリカ(BofA)、ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースを起用し、調達金額は未確定とのこと。
SHEINは20年第4四半期に米国でIPOを行い、7億ドル(約797億円)以上を調達すると報道されたことがあったが、同社はその後声明を出し、短期内のIPO計画を否定した。
江蘇省南京市に拠点を置くSHEINは、米国を最大市場とする世界有数のアパレル通販サイトである。同社へはセコイア・キャピタル・チャイナ(紅杉資本中国基金)、JAFCO Asia、 IDGキャピタル、景林投資(Greenwoods Investment)、Tiger Global、順為資本(Shunwei Capital)などが出資する。
公式サイトによると、SHEINは世界各地の倉庫から150の国や地域に向けて出荷している。モバイルアプリ調査会社「アップアニー(App Annie)」と「Sensor Tower」によると、最も多くダウンロードされたショッピングアプリのランキングで、2021年5月17日現在、SHEINは世界54カ国・地域のiOSで1位、13カ国・地域のAndroidで1位となり、米国ではiOSでもAndroidでもアマゾンを抜いて1位となった。
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