中国人気アプリで、リコメンド機能をワンクリックでオフにできる「アルゴリズム・シャットダウンキー」を公開する動きが広まっている。3月15日現在、分かっているだけでもTikTok中国版「抖音（Douyin）」、ニュースアプリ「今日頭条（Toutiao）」、チャットアプリ「WeChat（微信）」、ECモール「タオバオ（淘宝）」、検索エンジン「バイドゥ（百度）」、口コミサイト「大衆点評（dianping.com）」、ソーシャルメディア「新浪微博（Weibo）」、ソーシャルEC「小紅書（RED）」などにリコメンド機能のオフボタンが導入されている。

微信や大衆点評などのアプリでは「個人情報収集リスト」がアップされ、消費者にどのような情報を収集し、どのように使用するかを伝えている点は注目に値する。しかし、ほとんどのアプリのリコメンド機能オフボタンは、プライバシーや広告関連の設定オプションの奥深くに埋もれているのが現状だ。

世界で最も厳しい「個人情報保護法」　中国でまもなく施行

（36Kr Japan編集部）