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2020年に不正会計が発覚した中国の新興コーヒーチェーン「瑞幸咖啡(luckin coffee)」が、21年第4四半期(9~12月)および通期の決算を発表した。21年通期の純収入は79億6500万元(約1500億円)で、前年の40億3300万元(約780億円)から97.5%の大幅増。第4四半期の純収入は24億3200万元(約470億円)で、前年同期の13億4600万元(約260億円)から80.7%増となった。
営業レベルでの黒字化は達成できなかったものの、損失額は大幅に縮小した。21年の営業損失はGAAP(米国会計基準)ベースで5億3900万元(約100億円)。前年は25億8700万元(約500億円)だった。非GAAPベースの営業損失は20年の24億9400万元(約480億円)から2億3600万元(約45億円)に縮小した。
特筆すべきは、Luckin Coffeeの店舗数が6024店(直営店4397店、提携店1627店)に達し、スターバックス中国の5557店を抜き、中国最大のコーヒーチェーン・ブランドに躍り出たことだ。
米国東部標準時間3月25日の取引終了時点で、Luckin Coffeeの株価は前日の終値から7.66%下げて9.88ドル(約1212円)をつけ、時価総額は25億100万ドル(約3000億円)となった。
(36Kr Japan編集部)
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