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Web3セキュリティー企業の米「CertiK」が4月8日、シリーズBで8800万ドル(約110億円)を調達したと発表した。Web3セキュリティー分野における1回の資金調達額としては過去最高。リード・インベスターは、インサイト・ベンチャー・パートナーズ、タイガー・グローバル・マネジメント、アドベント・インターナショナルの3社。コ・インベスターは、ゴールドマン・サックス、セコイア・キャピタル、光速中国(Lightspeed China Partners)など。CertiKは過去9カ月間で今回を含めて4回の資金調達を実施し、計2億3000万ドル(約280億円)を調達した。現在の評価額は20億ドル(約2400億円)となっている。
CertiKは2018年、コロンビア大学コンピュータサイエンス学科の顧栄輝教授とイェール大学コンピュータサイエンス学科長の邵中教授が共同設立した。同社はフォーマル検証技術とAI監査技術を活用し、ブロックチェーンプロトコルやスマートコントラクトの安全性を常時監視するモニタリングプラットフォーム「SkyNet」などを開発。暗号資産を手掛ける企業とユーザーに最高レベルのセキュリティーソリューションを提供する。
同社は昨年、飛躍的に成長し、売上高は約13倍、利益は約3320倍、従業員数は4倍に増加した。今年第1四半期のWeb3セキュリティー分野の売上高は、前年同期の4倍近くに増加した。
(36Kr Japan編集部)
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