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中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)のコーシューマー事業最高経営責任者(CEO)とスマートカー・ビジネスユニットCEOを兼務する余承東氏がこのほど、自身のSNSで「上海市内にサプライチェーンを抱えるテクノロジー・工業関連の産業、とくに自動車産業は5月以降、生産を完全に停止する可能性がある」との見通しを語った。
余氏はまた「上海市で実施されているロックダウン(都市封鎖)により、部品の供給が滞っている。すでに一部の企業は4月中旬から生産を停止している。この状況が続いた場合、産業全体が被る経済的損失は非常に大きくなるだろう」との見方を示した。
電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車(XPeng Motors)の何小鵬CEOも、サプライチェーン企業が生産を再開できなかった場合、5月には中国国内にある全ての同社の自動車製造工場が生産を停止する可能性があると明らかにしていた。
一部メディアは4月15日、米EV大手テスラが米国の投資家に対し、「上海工場は5月中旬にも生産を再開できる。部品のサプライチェーンも回復する見通しだ」と伝えたと報じた。しかし、同社の中国法人関係者はこのほど、報道された内容は事実ではないと明言した。
(36Kr Japan編集部)
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