36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
中国で人気の茶飲料チェーン「蜜雪氷城(Mixue Bingcheng)」が日本1号店をオープンすることが分かった。場所は高感度なショッピングタウン、東京の表参道だという。日本では「MIXUE」のブランド名で店舗を展開するとみられる。中国のSNS「小紅書(RED)」で12月5日、同社の日本事業を紹介するアカウント「MIXUE.Japan」が準備中の店舗の様子を報告した。
蜜雪氷城はアイスクリームとティードリンクを提供するスタイルと価格の安さで、中国ではZ世代を中心に人気を博している。そのMIXUEが日本進出するとのニュースは、日本で暮らす中国のネットユーザーの間を駆け巡り、大きな話題となっている。同社は今後、原宿や京都などでも続々と店舗をオープンしていく方針だという。
同社は、中国では低価格・地方進出路線を主軸に、フランチャイズ方式中心の店舗展開を進めており、「コストパフォーマンスの王様」と呼ばれている。中国国内の店舗数は同業他社をはるかにしのぐ2万2000店余り。
中国での平均的な販売価格は、ミルクティーが6〜8元(約120〜160円)、アイスクリームが2元(約40円)。日本1号店となる表参道店もほぼ同等の価格設定で、ミルクティーを約10元(約200円)から、アイスクリームを約2.5元(約50円)から提供するとの情報もある。高コストが見込まれる表参道への出店について、中国のネットユーザーからは「表参道よりも池袋や新大久保の方が適している」「どれだけのティードリンクを売り上げたら家賃が払えるのか」といった“ツッコミ”の声が多数寄せられている。
中国に数ある茶飲料チェーンの中でも、蜜雪氷城は海外出店のペースが最も速いことで知られる。2022年9月に公開された同社の上場目論見書によると、同年3月時点で中国国外ではインドに317店、ベトナムに249店を展開している。このほか、同年11月には韓国にも進出している。
*22年12月13日のレート(1元=約19.7円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録