中国の宇宙旅行スタートアップ、24億円調達 28年に初の有人飛行へ

宇宙旅行ビジネスを展開する中国スタートアップ「穿越者(Interstellor)」(北京)がこのほど、プレシリーズAで1億元(約24億円)を調達した。大手インターネット企業の戦略投資部門(社名非開示)が主導し、探路者控股集団(TOREAD HOLDINGS GROUP)などが参加した。既存株主の中天匯富基金管理なども追加出資を行った。調達資金は、有人宇宙船「穿越者壹号(CYZ1)」の中核システムの研究開発、地上試験・検証、および重要技術の課題解決に重点的に充てられる。

2023年1月に設立された穿越者は、再利用可能な有人宇宙船の開発と宇宙旅行の運営に注力し、低コストでの人員・物資輸送の実現を目指している。同社は、インターネット、人工知能(AI)、スマート製造、アウトドア用品、文化観光といった分野の産業資本を受け入れたのは、民間有人宇宙飛行が技術、人文、消費、活用シーンとの協調に関する多様なニーズを有しているからだと説明している。これは産業エコシステムの整備に寄与するだけでなく、宇宙旅行を大衆化し、より多くの人が利用できる新たな段階へと徐々に推し進めることにもなる。

穿越者は26年1月、グローバル発表会で最初の有料宇宙旅行客20余名のリストを公表し、大きな注目を集めた。同社は28年に初の有人飛行を実現する計画である。

宇宙旅行が6000万円で現実に?中国の再利用型有人宇宙船、2028年に初飛行へ

*1元=約24円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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